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JIN-仁-:最終回の感想 [テレビ]

「JIN-仁-」がとうとう終わってしまいました。結局何にも解決していないじゃん!!!というコメントも多数あるようです(テレビ王国→http://tv.so-net.ne.jp/drama/ranking/vote.action?id=101200904019)。
消化不良というか、第1回の謎が全く解明されないまま終わってしまったことは多くの方々の意見と同じうするところ。おそらくは未来は変ってしまったんでしょう。写真そのものがなくなってしまったことでもそのことは想像できます。ラスト間際のシーンでミキさんが講義しているシーンがカットとして挿入されていたことも未来が変ったことをうかがわせるための編集、演出だったのでしょう。そして南方仁は幕末の江戸で未来との関連の呪縛から解き放たれて、医学の道に生きていくんだな・・・なんて解釈でしょうか?

期待はずれ!の声も多い中、今回の作品は脚本もセットも良く作りこまれていて、最近のドラマの中では本当によくできた作品だと思います。キャスティングも本当に良かった。そういう意味では楽しませていただきました。
原作が終了していない?ともお聞きしてますので、テレビでその結末を出すことは難しかったのでは?どーせなら安易に映画化などせず、海外ドラマのようにやや視点を変えることによって続編、シーズン1、2、・・・と続けていくことも可能かと。テレビシリーズとして放映しつづけることもありです。NHKの土曜時代劇「陽炎の辻」なんかはシーズン3まで引っ張っています。DVD化すれば3倍の儲け!!映画1本で引っ張るよりそのほうが儲かりまっせ、TBSさん

それにしても今回、内野聖陽が演じた坂本龍馬はいかにも龍馬らしい龍馬でした。来年の大河ドラマ「龍馬伝」の福山龍馬はどんなもんでしょうか?楽しみです。


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相棒シーズン8:新しい展開を模索? [テレビ]

相棒シーズン8の評判が総じて芳しくないようです。それもいわゆる「相棒ファン」の評判がよくない。その理由の多くがミッチーこと及川光博の新相棒に対する評価というよりは、寺脇康文の降板についての意見が多いこともでもうなずけます。
それはそうでしょうね。水谷・寺脇コンビで今日まで相棒シリーズを作り上げてきたわけですから違和感があるのは当然の反応でしょう。
確かに相棒独特の雰囲気、小気味よさというものが何となくなくなってしまったような気がします。さらにドラマの面白さという面でも少し気負っているというか、何か物足りなさを感じています。ミッチー演じる神戸のキャラクターが中途半端な印象があるからでしょうか?
そういう意味では作り手は相当苦労していると思います。マンネリの打破、活性化という試みの最中だと思います。
どなたかがネットの投稿で、「シーズン8は全く別の相棒」と評されていましたが、その通りでしょう。シーズン8の評価がひくければシーズン9はないかもしれませんが、もう少し新たな相棒を見守ってもいいかな?と思っています。
http://www.tv-asahi.co.jp/aibou/


タグ:相棒
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天地人:千姫救出まで兼続? [テレビ]

大河ドラマ「天地人」は、昨夜、大坂夏の陣の顛末が放送され、来週の放送がいよいよ最終回。早いものです。今年は「坂の上の雲」が放送されるため、例年よりも早く最終回を迎えるようです。

さて、昨夜の放送を見て一言。
大坂夏の陣のエピソードの中で、「千姫救出」はクライマックスの一つです。千姫救出については、坂崎直盛という徳川方の武将が救出したという話が歴史的には”常識”。諸説あるようですが、「救出したものには、後に千姫と添わせる」という家康の話に坂崎という武士が炎上しつつある大坂城に果敢に突入、ところが救出の際、顔に火傷を負って千姫がその顔を見ていやがったという話・・・・まぁ、これもどこまでホントか分かりませんが、そんなエピソードがある。

ところが昨日の放送では、直江兼続が真田幸村と諮って救出したことに。何がホント、史実かは別として、ここまで兼続を出す必要がある?とは正直な感想。しょせんドラマの話、フィクションですから、と割り切ってしまえばよいかもしれませんが、あまりに兼続の”でしゃばり”具合に少々辟易してしまいました。別にこれまでの説が違った展開になるのはかまいません。でも、なんで兼続なの?原作にない部分なので脚本の書き下ろしの部分でしょうが、大きなエピソードに絡みすぎ、というのもいかがなものかと思ってしまいました。そんなに目くじら立てることはないかもしれませんが、兼続の正義人ぶりにはやや興ざめといった感じ(そんなら観るな!というご意見もありましょうが、観てなければこんな感想はお話できないわけで)。
どうーも歴女や若者にこびた雰囲気のある今回の大河。どーせならゲームばりに徹底した方が良いのでは。中途半端な感じがします。
最近、思うのですが午後9時からの「JIN-仁-」の方が、よっぽど大河ドラマっぽくみえるのは気のせいでしょうか?


 

 


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相棒シーズン8:無難なスタート? [テレビ]

いよいよ「相棒シーズン8」が始まりました。今回はいつになく事前の番宣が多く、放送が始まる前にやや食傷気味なところがありましたが・・・(あまり露出しない方がよいのでは)。
とりあえずは無難なスタートといったところでしょうか。正直、及川光博の存在がいまひとつ、という印象を受けました。ストーリーそのものものもやや淡白な感じ。期待値が大きいからでしょうが。
及川君のキャラがもっと立てば面白い展開になるでしょう。結果はいかに?といったところでしょうか?公式HP→
http://www.tv-asahi.co.jp/aibou/


タグ:相棒
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秋の新作テレビ:まだ早いけど [テレビ]

いよいよ秋の新作ドラマが出揃う頃ですね。そんな作品群を偉そう?に批評するにはまだ早いかもしれませんが面白い作品を観てしまったので、その感想を。

●TBS日曜劇場「JIN-仁-」http://www.tbs.co.jp/jin2009/
いわゆるタイムスリップものです。現代医療の最先端である脳神経外科の医者がひょんなことから幕末の江戸にタイムスリップします。成り行きで手術をしなければならない場面に遭遇する主人公。現代の病院ならばなんでもない手術も、施設も器材もない中で主人公は自分の無力さを感じます。医者としての自分の実力は整った環境の中でのものであって、何も無い環境の中でいかに自分は無力なのかを感じます。
NHKの時代劇で使われるオープンセット(茨城県つくばみらい市)や日光江戸村での撮影。結構しっかりつくってます。NHKではみられないアングルでのカットは新鮮さを感じますし、手術シーン等もリアルに描かれています。
少し驚きだったのは主役の大沢たかおがこんなにうまい役者だったとは知りませんでした。坂本龍馬役の内野聖陽も良い。来年の大河でもいけるんじゃない?(福山ですけど・・・http://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/2000/23281.html)と思わせるほどの勢いがありましたねぇ。
正直、あまり期待しないで見始めたのですが、初回2時間、しっかり観てしまいました。次回以降、失速しないことを祈るばかりです。

いよいよ今日から「相棒シーズン8」が始まります。新作の展開、大いに期待しております。


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大河ドラマ「天地人」:義と愛の押し売り? [テレビ]

大河ドラマ「天地人」も小田原攻めが終わり物語も中盤へといったところでしょうか?そもそも直江兼続といえば関ヶ原の合戦前夜の「直江状」によって有名になった人。物語としてはそこがピークなのでしょうが、おそらくはそれは年末近くにもってくるのでしょうね。視聴率も相変わらず好調のようで、妻夫木くんを始めイケメン俳優のキャスティングはある程度成功したように思います。

先々週から伊達政宗が登場しました。演じるは松田雄作の忘れ形見松田龍平。ゲームキャラのような格好良さがあり、『キャスティングとしてはなかなかよいと思っていたのですが、松田君の伊達政宗は残虐非道の暴君?キャラでした。ドラマではその正宗を「愛」の直江兼続が説得するというシーンがありましたが、上から目線で説教くさかったですねぇ。なんか最近の「天地人」は「義」と「愛」の押し売りのような気がしています。上杉が絶対的「善」で、徳川や伊達は「悪」。上杉家がそういう家だったようですが、ドラマとして勧善懲悪的な流れになっているような気がしてきました。
なんか大河的でない展開に、天邪鬼の私としては反上杉、反直江に肩入れしていこうかと思っています。


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サラリーマンNEOシーズン4スタート [テレビ]

サラリーマンNEOのシーズン4が始まりました→http://www.nhk.or.jp/neo/
すでに2回放送されましたが、ネタは厳しい経済状況を反映したもののようで・・・その一つがアメリカのテレビシリーズ「LOST」のパロディー「COST」。コスト削減ネタです。また、新シリーズ「実録社宅の妻(おんな)たち」も期待できそう。今回はエミー賞とれるかしら?
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NHK朝ドラ「つばさ」は久世光彦へのオマージュ [テレビ]

前回に引き続きテレビ評です。
NHKの朝ドラ「つばさ」をご覧になりましたか?ある程度の年齢の方には、いつかどこかで観たドラマ?という雰囲気ではありませんか?
そう、あの「時間ですよ」、「寺内貫太郎一家」、そして「ムー一族」といった伝説のドラマによく似ています。このドラマ、当時演出を担当した久世光彦さんへのオマージュなのでは?と思ってニヤニヤしながら観てます。
カメラ側がいつも空いているお茶の間。家族内での揉め事では、出演者は吹っ飛び、障子が飛びます。突然、茶の間のサンバダンサーが現れます。西条秀樹がブーメランを磨いています・・・今までのNHKの朝ドラにはなかった演出で少々やりすぎという気がしないでもないのですが、朝はこれぐらいはちゃめちゃな方がよい、という気もします。もっともお勤めの人はリアルタイムではなかなか観られないと思いますが・・・。
まだ始まったばかりなので今後の評価は置くとして、この勢いは保って欲しいと願っております。

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江戸同心24時?来週は戦国救急救命士 [テレビ]

最近、テレビが面白くない。ちょうど改編期に当たっているせいもあって、特に民放はバラエティーの特番が多いようです。すろと必然的?にというか、どのチャンネルをひねっても(この言い方は年代がわかる?)、同じ顔の芸人ばかり。食傷気味というかもういいよって感じですね。

そんな中で面白い番組を見つけてしまいました。「江戸同心24時」。特番時期にそれこそ各局が放送する警察24時モノの江戸時代版です。番組名は「タイムスクープハンター」(NHK総合:毎週水曜日午前0:10~0:39)。要潤演じるタイムトラベルができるジャーナリストが、時空を超えてそれぞれの時代をドキュメンタリーするという趣向の番組。で、今週は江戸時代の同心だったというわけです。
当時の同心の日常、捜査活動をカメラが追う、というもので、夜の見回りの酔っぱらいの保護や喧嘩の仲裁等、まるで現代の「警察24時」と同じような展開でドキュメンタリーは進みます。クライマックスは賭場の検挙。実際は俳優が演じていますが、リアルな演出が前提なのか時代劇のような迫力はないものの、妙に本当っぽい。

先週から始まったようなのですがチェックが遅れました。先週は忍者だったようで。ちなみに来週は「戦国救急救命士」だそうです。戦国時代の戦場における救命活動にスポットを当てるようです。同じNHKの「その時歴史は動いた」が終わり、新たに始まった「歴史秘話ヒストリア」が、やや生ぬるい感じで面白くなくなってがっかりしていたのですが、いい番組見つけました。
(番組のHPはまだできていないようです。リンクを貼ってご紹介しようと思ったのですが・・・)


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鬼平を観る [テレビ]

ここ2ヶ月の間に出張やたびたび実家に帰ったりと、新幹線に乗ることが多く、車中での暇つぶしに漫画版の「鬼平犯科帳」を数冊購入しました。出張の際は、出張先の準備やメールチェック等、本来、ビジネスマンとしてやるべきことはたくさんあるとは思うのですが、なかなか集中することができないので、つい、仕事以外のことで時間をつぶしたくなります(後は寝ることですね)。

以前は、というか今もそうですが、単行本や文庫本を持ち込んで、一気に読んでしまおう、とも思うのですが、面白いと思っている本でも最近、集中が続かないことが多くなってきました(疲れているのか、歳のせいなのか脳が萎縮してきつつあるのでは?なんて不安になったりして・・・)。

そんな時に安らぎをもたらしてくれるのが、文庫版の「鬼平犯科帳」。文庫版といっても原作ではなく、さいとうたかおの劇画版です。以前から出版されているのは知っていましたが、小説やその小説の雰囲気を忠実に再現、実写版としては秀逸な中村吉右衛門主演のテレビシリーズのイメージがさいとうたかおのゴルゴ顔に壊されてしまうような気がしてなかなか読む気になれませんでした。

ところがほんの暇つぶし、イメージと違ったら二度と読まなければよい、というお試し気分で一回読んだら結構はまってしまいました。キャラクターはやはりゴルゴ顔なのでなんとなく違和感はあるものの、原作を読んでいること、テレビ版で観ていることもあってか、ストーリーを追う事でひきこまれてしまいました。

実は我が家では大の鬼平ファン。かつてテレビで放送された「鬼平犯科帳」をVHSで17本撮り貯めています(そろそろDVDにダビングしないとテープの劣化が心配です)。時々昔を懐かしんで観ることはあったのですが、ここ2ヶ月分の劇画版に対応する実写版を、たまたま昨日は家に1人だったこともあり、4本連続、丸ごと観てしまいました。劇画版とテレビ版では演出や構成がことなりますが(むろん原作ともやや違っていますが)、(小説→)劇画→テレビ版という「鬼平3段とび」は、この初冬の時期、私にとっては至福の時でございました。

鬼平犯科帳 1 (1) (SPコミックス)

鬼平犯科帳 1 (1) (SPコミックス)

  • 作者: さいとう たかを
  • 出版社/メーカー: リイド社
  • 発売日: 2007/01/30
  • メディア: コミック

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