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Forever21に10万人:ファストファッション時代の到来? [マーケ/コンサル&job]

4月29日に原宿にオープンした「Forever 21」の来店者数が10万人を突破したそうです。最近になって「ファストファッション」という言葉が一般化しつつあります。欧米のトレンドファッションをシーズンに遅れることなく、速く、なおかつ多品種少量高頻度生産と低価格で提供するブランドのことをいうのだそうで、識者によれば、H&M(スウェーデン)、ZARA(スペイン)、TOPSHOP(イギリス)が御三家といわれていたようです。そういう意味で、「Forever 21」や日本のユニクロもその範疇に入るのでしょう。いずれのブランドも好調のようです。

なぜこんなに売れるんでしょうか?価格とそれに見合った価値、という観点からみればこの不況下であるからこそ、という背景は説明できそうですが、どうもそれだけではないような気がします。ファッションの世界がファスト化することで、従来の高級ブランドなどは今後とうなっていくのでしょうか?ファッションやラグジュアリーの業界が構造的に変化しつつあるのでしょうか?百貨店の売上が年々減少し、そのビジネスモデルが崩壊しつつある中で、非常に興味深い現象が続いています。行列をして、長い時間待ってまで買いたい、という価値が「Forever 21」にあるのか?(別に「Forever 21」をけなしたり貶めているつもりはありません。誤解のないよう)難しい世の中になったものです。

 


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豚肉を食べよう! [マーケ/コンサル&job]

豚インフルエンザが猛威をふるっています。パンデミック(感染爆発)なんて言葉もマスコミあたり(特にテレビでは)で使われるようになってきたようですが、ここは一つ冷静に対応することが肝要でしょう。したり顔のキャスターのコメントに惑わされることなく、手洗い、うがいの励行を日常的には心がけることが必要です(というかそれしか手立てがない、ということです)。

心配なのは豚肉の消費が減ってしまうこと。かつての狂牛病騒動のようなことにならなければ良いのですが。石波農水大臣が安全を強調していましたが、風評による被害は本当に恐ろしい。経済への影響も心配です。

トップニュースは連日、豚インフルエンザですが、こういうときこそ、淡々と冷静に正確な情報が欲しい。

ブラックアウト明けの休日、ふとそんなことを思いました。

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平泉世界遺産再挑戦 [マーケ/コンサル&job]

平泉の世界遺産登録に向けて、構成遺産の内容を大幅に変えて再申請するようです。具体的には一ノ関市や奥州市などに点在していた構成資産を外し、平泉だけの5つの資産にするというもの。構成遺産から外された一ノ関市や奥州市では反発しているようですが、本当に登録したいのなら、今回の内容の方がずっとわかりやすい内容ではないでしょうか。個人的には中尊寺金色堂だけでも良いと思っています。

平泉以前のものについてもそうですが、世界遺産には地元の利権があまりにも前面に出すぎて非常に見苦しいものがあります。確かに観光などの面で世界遺産登録は大きなインパクトを与えることは否定できませんが、世界遺産の本来の登録の意味は違うはず。平泉でいえば一関市や奥州市の方々は素直にしたがった方が良い。別途、国なり県なりが世界遺産を囲む構成遺産としてなんらかの指定をしてあげればよいでしょう。観光面でも平泉を中心としてプロモーションは可能です。それこそ地元行政が頑張るべきところです。

平泉以降も世界遺産候補がまだまだあるようです。特に地方においては埋もれて価値の再発見、という意味があって良いことだと思いますが、ユネスコに頼ってどうしますか?もっと地道に地元を見直す必要があります。安易な推薦はそろそろ辞めた方がよいのでは。国も考え時です。(関係記事↓)

http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000904070005

 


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カーネル・サンダースの悲劇②:カーネルおじさんの眼鏡は日本製 [マーケ/コンサル&job]

大阪・道頓堀川から引き揚げられたカーネルおじさん。左手とトレードマークである眼鏡が見つかっていませんでしたが、眼鏡の生産では日本一の福井県鯖江市と福井県眼鏡協会が新しい眼鏡を贈ることを決めたそうです。

日本ケンタッキー・フライドチキン広報室によると、サンダース人形がかけているのは本物の老眼鏡だとか。気がつきませんでした。数年前までは、全国のサンダース人形全て(約700体前後)に鯖江産=日本製の眼鏡を使っていたそうですが、現在は中国製に切り替えられたとか。
やはり日本製はお高いのでしょうかね。こうなると24年前の眼鏡も引き揚げて欲しいもの。品質の良さが日本製の最大の強みであるなら、長い間川につかっていても大丈夫!とアピールしたいものです。

アメリカ大統領戦で、共和党の副大統領候補のペイリンさんがかけていた眼鏡が日本製であることが話題になりましたが(デザイン、製品とも日本製)、なんらかの付加価値があるもの、これが日本製製品の良いところでしょう。世界同時不況、日本の製造業は原点に返る時期にきているようです。


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小沢代表の秘書逮捕!:日本の将来は [マーケ/コンサル&job]

民主党の小沢代表の公設秘書が逮捕され今朝のマスコミは大騒ぎです。小沢さんは「なんら問題はない」と記者会見で発言したようですが、本当のところどうなのかはわかりません。東京地検の特捜部がこうした捜査、逮捕に踏み切ったからには、相当の自信があるのだろうとは思いますが、一方でなぜこの時期に?という見方もあり、選挙前になにやらきな臭い感じがしないでもありません。

てなことは本当はどうーでもいい話で、国の施策として早くやって欲しいことは山ほどあります。その一つが介護休業制度のお話。やや古い統計になりますが、平成17年の厚生労働省の調査によると、介護休業制度のある事業所の割合は、事業所規模30人以上では81.4%と平成14年度の73.2%に比べ増加していますが、常用労働者に占める平成16年度に介護休業を取得した人の割合は0.04%となっています。

「対象家族1人につき93日まで取得できる」というのが介護休業法の骨子ですが、所得率が1%に満たない制度では、もはや制度といえないでしょう。だいたい育児と違って、介護が93日で済むわけはなく、こうした中途半端な内容が取得率の低さに表れているのではないかと思います。実家に年老いた一人暮らしの親を持つものとしては、こうした制度は本当に利用しやすいものであって欲しいと思うばかりです。

日本は経済的には豊かになりましたが、今後、成長は望めないでしょう。世界同時不況の状況下ではなおさらです。そうであるならば少し余力のあるうちに、介護を始めとして安心して生活できる本当の意味での成熟した社会の仕組み、システムをつくるべきではないでしょうか?環境の問題にしても同様です。

でも、足の引っ張り合いばっかりの政治家には期待できないんでしょうね。オバマ大統領ではありませんが、うそでもいいから将来の希望あるビジョンを訴えてくれるような政治家は日本にいないんでしょうか?やはり自分のことは自分で考えていかねばならない世の中なんでしょうね。

新聞の投書欄のような記事になってしまいました。小沢さんの秘書逮捕のニュースから日本の将来を憂えてしまった今日この頃です。


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犬猫駅長の地方活性化 [マーケ/コンサル&job]

犬や猫が駅長を務めている地方の駅が盛況?だそうです。
いわて銀河鉄道奥中山高原駅の「マロン」(ヨークシャーテリア)、会津鉄道芦ノ牧温泉駅の「ばす」(猫)、そして和歌山電鉄貴志駅の「たま」(猫)の3匹。この駅長さんたちに会いたいという人が駅に訪れたり、関連グッズが売り切れたりと、乗降客数の増加に貢献しているほか、駅周辺の経済に多少の貢献をしているようです。
観光の目玉もなければ、人を呼ぶお金もない、頼るは犬猫、というのもどうなんだろう?と思いつつ、少しのきっかけで何かが変わる、という典型的な事例でしょう。
最近、不景気な話が多い中で、こうしたほのぼのとした話題の中に、何かのきっかけがあるような気がしてなりません。犬駅長、猫駅長をわざわざ見に来る人がいるんですから・・・

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パリダカ三菱撤退、パナソニック人員削減、そしてマックは最高益 [マーケ/コンサル&job]

最近のニュースは景気の良い話がほとんどないですね。三菱自動車がパリダカから撤退するそうですね。ホンダのF1撤退に続きモータースポーツの世界からまた日本企業が撤退です。
モータースポーツは技術の発露の場であり、自動車メーカーにとっては最大のセールス、アピールの場。その存在を誇示する最高のステージだと思います。そんな場所から撤退するということは、日本の自動車産業が窮地に追い込まれていることなのでしょう。アメリカのBig3ほどではないにせよ、これからの自動車産業はいったいどこに向かっていくのでしょうか?

企業とはすなわち人です・・・松下幸之助さんの言葉です。彼が築き上げたパナソニックがとうとう人員削減を発表しました。シャープも営業赤字を計上するようです。円高の影響は大きいとはいえ、最近の消費の落ち込みの煽りをくらっての危機。消費落ち込みの要因は心的なものが大きいといえますが、現実にお金が動かない以上、こうした再編や削減の動きは当面続きそうです。

そんな中、日本マクドナルドが最高益を更新したようです。「日本マクドナルドホールディングスが4日発表した08年12月期連結決算は売上高が前期比2.9%増の4063億円、純利益が58.5%増の123億円と、いずれも01年の株式上場以来で過去最高を更新した。100円メニューや期間限定割引などで節約志向を強める客を取り込んだ。」(asahi.com)

「節約志向を強める客を取り込んだ」との見方がありますが、ここが今後の日本のマーケットで展開を進める上でのキーワードとなりそうです。「節約」の背景にある消費者の懐と心理、行動をいかに分析し、戦略を構築、戦術を展開していくか?難しいテーマです。


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コンビニ売上高が百貨店を超えた? [マーケ/コンサル&job]

本日の新聞で大きく取り上げられてましたね。
百貨店の08年年間売上高7兆3813億円(91社280店)に対し、コンビニは7兆8000億円を超えるのが確実だとか。百貨店の漸減傾向は今に始まったことではありませんが、百貨店という業態が消費者から徐々に受け入れられなくなってきたことを示す兆候のような気がします。

コンビニは生活消費のスポットとして定着しているわけで、今回の売上増が、決してたばこのついで買いに求められるのではなく、業態としてかつての商店街が担っていた役割、機能を小さな店舗に凝縮させているところに強さがあると思います。商店街が衰退して行く中で、需要があるのは当然といえば当然であり、今後も売上が伸びていくのは想像に難くありません。

一方で百貨店は三越や伊勢丹の経営統合に代表されるように、再編の動きが活発化しています。やはりそれぞれのお店(会社)の特徴や個性を今後はアピールしていく必要があるでしょう。百貨店という業態にこだわる時代は終わったのではないでしょうか?何を消費者に向けて発信していくか?そこが求められているような気がします。


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日経ヒット商品番付2008年下期:生活防衛? [マーケ/コンサル&job]

恒例の日経MJヒット商品番付2008年下期が発表されました(詳細は12月3日付け日経MJ)。

東西横綱は、「ユニクロ、H&M」と「セブンプレミアム、トップバリュ」となりました。いずれも低価格商品の代名詞が横綱になったことで、日経などは「消費者は生活防衛に走った」と論評しています。

確かに先行き不透明な消費市場において、低価格商品の需要が高まることは当然といえば当然ですが、むしろ逆に、今後、バブル期のような高価格、贅沢品が上位を占めることは、わが国の消費市場においてはあり得ないのでは?と思った方が自然のような気がします。消費者の志向や消費に対する考え方が、横綱に押し上げた商品として認識されるべきでしょう。

ユニクロは発熱保温下着「ヒートテック」などが好評、H&M(へネス・アンド・モーリッツ)は、著名デザイナーなどの商品を市場に投入(縫製技術には難あり、との評価もありますが)し、銀座の1号店開店時には徹夜組も出ました。いずれも共通するのは、今までにない価値をいままで価格からすれば低価格で提供したという点が消費者のニーズと合致したということでしょう。
「セブンプレミアム」、「トップバリュ」についても、相対的に低価格なPB商品として新たな付加価値がついた商品群とみることもできます。

消費者心理として、生活防衛というよりは価値のあるもの、他にないものといった商品化が求めれていることを示しているような気がします。そういう意味で、マーケティングやマーチャンダイジングが難しい世の中になったともいえそうです。


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ミシュランガイド東京2009:調査方法に? [マーケ/コンサル&job]

以前、このブログでもお伝えしましたが、いよいよ「ミシュランガイド東京2009」が発売されるようです(11月21日発売予定)。三つ星レストランには、新たに新宿・神楽坂にある「石かわ」が追加され、2008年版の8店舗に加え、9店舗になったようです。二つ星が36店舗、一つ星のついたレストランは全部で128店舗だそうで、昨年よりも星のついたお店が11店舗増えたそうです。

このガイド、誰がいつ、どのように評価しているのか?ということが以前は本国フランス等では問題になり、その信頼性に疑問符がつけられたこともあったように記憶しています。東京ガイドでは、東京23区内のうちの13区にある店舗が対象となった、ということは発表されたようですが、調査方法や評価基準は一切、明らかにされておりません。本当はこうした評価はその評価基準や調査方法、対象が明確になって指標としてみんなが納得するものだと思うのですが、ミシュランに関しては、その歴史と権威からか、その辺はあまりつっこまれないという不思議なガイドになっています(今回の発売記者会見では調査方法等に質問が集中したようですが)。

星の数はどの違いからくるのかわかりませんが、当然のことながら調査員の主観が大きく影響していることは間違いないでしょう。いずれにせよ、掲載されなかったお店、星の数が少ないお店は、ガイドそのものがベンチマークになって、追いつけ追い越せということで努力することが、店の活性化→顧客にとってはありがたい店、になっていくということではミシュランガイドの存在も良いことなのかもしれません。

ミシュランガイド東京2009 日本語版

ミシュランガイド東京2009 日本語版

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本ミシュランタイヤ株式会社
  • 発売日: 2008/11/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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