歌野晶午の「舞田ひとみ14歳、放課後ときどき探偵」 [読書]
新年あけましておめでとうございます。
今年ファーストアップはなんともゆるいミステリー、舞田ひとみシリーズの中学生編です。本シリーズは高校生編から入っている私としては、主人公舞田ひとみの過去を探るような形になっているわけですが、当然のことながら本書の「ひーちゃん」は明らかに幼い。登場してくる同級生と比べても相当幼い。子どもにありがちな非常識さ加減が半端じゃないという感じです。まあ、そこが常人とは違ったパフォーマンスと発想を生み、難事件解決につながるということなのだと思います。
ゆるいタイトルではありますが、事件そのものはなかなかの設定になっていて、主人公は女子中学生であることを除けば、ミステリー小説としては十分すぎるほどの内容となっています。タイトルだけで侮ってはいけません。
が、・・・帰省帰京の移動の際の新幹線及び電車で読んでいたのですが、カバーをつけずに読んでいたら、妻に恥ずかしいといわれてしまいました。やはりある程度の年齢の、かつ男性(おっさん)が読むにはカバーが必要かと思われます・・・
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