高殿円の「トッカンー特別国税徴収官」 [読書]
井上真央主演でテレビ化された作品。テレビ化の前から本書には目を付けていたのですが、テレビの方が先になってしまった。もっともテレビの方は録画して、本書を先に読んだので、テレビの内容がどんな風なのかは後で確かめるとして、井上真央が主役というのはなかなかよいかもしれない、原作のイメージに合っていると思います。
「マルサ」以来、国税局や税務署等を舞台にした作品が多くなりましたね。小説やテレビによって、国税で使っていた符牒がどんどん変えられえているという話を聞きましたが、この「トッカン」シリーズの登場によって、また、当局では頭を悩ませることになるのでしょうか?
それにしても徴収官というのはすごい権限を持っているのですね。徴収法は日本最強の法律とも。実は私ごとながらもう少しで徴収官のお世話になりそうだった、という経験の持ち主(会社をやっているといろんなことがあります)。納付の相談にはしょっちゅう税務署に行っているので、徴収官のお世話にならずに済んだのですが、徴収官登場までのステップが書いてあるくだりでは、なるほど・・・と安堵したというか、冷や汗をかいたというか、大変、本書は参考になったわけです(小説ですけど)。もっとも、税金そのものついての議論というか意見は本書とは別もの。展望がないまま税金を払うということがいかにむなしいか、特に自営業者や経営者にとっては税金の重さが手に取るようにわかるだけに・・・なんてね、この話をすると終わらないのでやめときます。
ご訪問&コメントありがとうございます^^
遅くなりまして ごめんなさい<(_ _)>
『トッカン』私も見ています...
おもしろいですね(^^)
by alba0101 (2012-07-18 12:31)
>alba0101さん
「トッカン」のテレビ化、
原作の雰囲気をよく活かしていると思います。
by Ganchan (2012-07-22 11:04)