富樫倫太郎の「鬼が泣く」~中山伊織仕置伺帳 [読書]
この作品、池波正太郎の鬼平犯科帳へのオマージュなのでしょうな。与力、同心、そして返り訴人(元犯罪人が改心して手先になった人)が活躍するという展開。本作では火付盗賊改方長官の中山伊織が強烈な個性を持ち、話を回していますが・・・どーでしょう、長谷川平蔵の大ファンである私としては、やはり二番煎じ的に感じてしまったのでありました。富樫さんの軍配者シリーズが面白かっただけに、ちょっと残念な読後感でありました。
この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。
御訪問ありがとうございました。
梅雨が明け、暑くなりなしたね。
by david (2012-07-18 09:23)