誉田哲也の「インビジブルレイン」 [読書]
ご存知、姫川玲子シリーズ。事件解決後、鉄壁のチームワークを誇った姫川班は解体されます。このシリーズが今後どんな形で続くのか・・・姫川を取り巻く登場人物のキャラクターが固まっていただけに一抹のさみしさを感じる反面、新たな展開が期待できるというか、メリハリをつける意味でも良かったのかも。
肝心の本書については、一連のシリーズの中では最も「女らしい姫川」だったような気がします・・・が、作品としての面白さはやや他の作品に比べると落ちるかも。所轄に飛ばされた姫川の今後の活躍に期待、です。
コメント、ありがとうございました^^
by arashi (2012-04-08 18:24)
やっぱり本命は息の詰まる警察モノですね。
武士道~は映像化、文庫化もされましたが、
刑事モノ、特に女性刑事ものは描写がすごいです。
これからもずっと楽しめるらしいので、期待ですね!!
極めて現実的、意外でもない古風な発想、
挫折してもまっすぐ進む性格、なにより職人!
誉田さんをこんな感じで評しているサイトがあって、
妙に納得。
http://www.birthday-energy.co.jp/
登場人物の設定とか、かなりシッカリしているなと思ったら、
きちんと設計しているそうですよ。
by 澪 (2012-05-10 22:52)
>澪さま
彼の女性描写は変に女性の権利獲得的なステレオタイプではなく、ご指摘の通り、キャラクターにそったそのままの女性を描いているところに面白さがあると思います。
by Ganchan (2012-05-13 11:32)