東野圭吾の「真夏の方程式」 [読書]
「容疑者Xの献身 」とテーマは同じかもしれませんが、本作のほうが献身の意味、行動ともに納得がいきました。直接、話すことも無く、声を出すこさえない中で、互いをかばいあいながらそれぞれの人生を刻んできた人たちの切ない話です。
刑事(草薙と内海)が関係者の過去を明らかにしていくシーンでは、「砂の器 デジタルリマスター2005 [Blu-ray] 」の丹波哲郎と森田健作演じる刑事たちが聞き込みに当たりながら事件の真相を明らかにしていくシーンとだぶりました。読ませる作品、良かったです。
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