三浦しをんの「まほろ駅前多田便利軒」 [読書]
三浦しをんはなぜこんな話が書けるのでしょうか?多田と行天という二人の中年男?の心情や行動が同じ中年男の私にも違和感なく受け入れられる作品でした。小説でも映画でも男二人が主人公という作品の場合、キャラの異なった二人が織りなすドタバタ劇(ドタバタでない場合もありますが・・・)というのがパターンですが、本書もそういう意味では”王道”の作品。なんといっても行天のキャラが良い。奥田英朗の仰天キャラ伊良部を彷彿とさせることも。続編も是非読んでみたいと思います。
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