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合併で地名が消える:地域のアイデンティティ [マーケ/コンサル&job]

織田信長が安土城を築いたことで有名な滋賀県の安土町が、合併によってその名が消えるそうです(記事)

http://www.asahi.com/politics/update/0615/OSK200906150096.html?ref=any

合併後は近江八幡市になるのだとか。近江八幡市といえば、水郷が有名で、時代劇ファンにはロケ地としてお馴染みの町(ロケリスト→ http://agua.jpn.org/film/data_55.html )。

町名の消滅は地元の人にとっては、ややおおげさにいえばアイデンティティを失うことと同義。合併によって行政の効率化等が推進されることでメリットがある一方(デメリットが生じる場合も多い)、実利的な面とは別に感情的な部分でよりどころを失うような気分になって、地域そのものの活力が失われる結果になりかねない、という気がしないでもない。

大河ドラマの舞台になると、その地域が少なくとも放送されている一年は元気になる、という現象があります。無論、ビジネスチャンスと捉える人が多いからでもありますが、ドラマで繰り広げられるその地域の歴史に、地元民のアイデンティティがくすぐられるということがあるからではないでしょうか。

そういう意味でも地名は大事にして欲しい。地名にこそ、その土地の歴史があります。
記事によると、安土と近江八幡の合併にはもう一悶着ありそうですが、互いの歴史を尊重しあい円満に解決することを望みますです。


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