中山七里の「追憶の夜想曲」 [読書]
「悪魔の弁護人」https://www.tokai-tv.com/akumanobengonin/ としてドラマ化された本書。ドラマでは1話と2話で本書のエピソード完結となっているようです。まだ、ドラマを観ていないので、原作とどこがどのように違うのかわかりませんが、 贖罪の奏鳴曲 (講談社文庫) 贖罪の奏鳴曲 (講談社文庫) 恩讐の鎮魂曲 (講談社文庫) など、シリーズ作品を原作にして映像化を果たしたようです。中山先生の作品では、岬洋介シリーズは読んでいましたが、御子柴シリーズは初読。岬洋介のお父さん、岬恭平が出る作品、ということで読む前から興味津々でしたが、御子柴のキャラのなかなかなもので、ダークヒーローとしては存在感があるなぁと思いました。
ストーリーのことを話してしまうと完全ネタバレになってしまい、ここでは書けないのですが、ラスト数十ページの怒涛の展開は、前半部分で張られた伏線が一挙に明らかになるという読者にとっては満足のいく形となっています。
取り敢えず原作の余韻を残しつつ録画しているドラマを鑑賞してみようと思います。
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