堂場瞬一の「オトコの一理」
モノにこだわる様はかっこよさがつきまとう、という発想は今の世の中にはあまり通用しないのかもしれない。私などバブルを経験した世代であり、それなりにブランドものや高額商品にフツーにあこがれを抱いていたものだ。
もっとも世間、社会の厳しさに負けた口の私は、当時の憧れをほぼ実現できることなく今に至っている。
ブランドにはストーリーがある。その背景を楽しむという余裕が本当の意味でたしなむということになるのだろう。本書はそうした楽しみ方、こだわりの詰まった本である(本人の思い込み?)。おそらくは堂場さん本人のことだとは思うのだが、随分とうらやましい生活を送っている?と若干のやっかみを覚えながら読み進めた本だった。
コメント 0