宮部みゆきの「おまえさん」 [読書]
再読です。なにせ長い物語。登場人物の相関図のあった単行本で最初はチャレンジしましたが、日を置いて読むことも多かったせいかなかなか頭に入らず、改めて移動する機会の多い文庫本での挑戦です。
既にお読みになった方も多いと思います。今更の観もありますがこの井筒平四郎シリーズは面白いですね。出来事に切れ目のないところが難点。メリハリがないとでもいいましょうか。もっともリアルな?江戸庶民の生活をたんたんと描くことを身上にしている本作においてその必要はないのかもしれない、なんて納得しています。
再チャレンジのきっかけは昨年、NHKの木曜時代劇で放送された「ぼんくら」です。原作の世界観を見事に映像化した作品を観て、もう一度読み直そうと思った次第。平四郎第2弾の「日暮し」もあることですし、なんとか本作までの映像化をお願いしたいと思っている次第。原作自体続編も期待しています。
訪問とコメントありがとうございます。
今年も宜しくお願いします^^
by sakugii (2015-01-09 21:10)
>sakugiiさん
こちらこそよろしくお願いいたします。
by Ganchan (2015-01-14 12:18)