大河ドラマ「軍師官兵衛」 [テレビ]
今更ながらですが、2014年大河ドラマ、「軍師官兵衛」の全4回を終わった上での感想を少々・・・。まずは極めてオーソドックスな作りの大河という印象を受けました。幼少期から少年期、4回目の放送では家督相続の話が出てきている。まあ、官兵衛の活躍の絶頂は中年期にあったといえますので、構成としては早目の展開がベストといったところでしょうか。また、同時代の動きとして信長の天下布武に至る過程を描く、という工夫がなされています。これは官兵衛の名が世にでる前の時代背景を視聴者に理解させるためには良いアイディアだったと思います。
そして何より思ったのが、主演の岡田准一の存在感の大きさです。この人はSPシリーズなどジャニーズ”演劇部”として強い印象を残していますが、本作も大河の主演ということもあって、相当に力が入っているのではないか、と思わせる演技を披露しています。今後の展開としては、官兵衛の家来、取り巻くが揃ってくる当たりで、同世代の役者との絡みで面白さが出てくるのではないかと期待しております。
時代背景は分かりやすい安土桃山、戦国時代。視聴者としては難しいことを考えず、安心して観られる大河といえましょう。これが面白くなるかは今後の展開次第。じっくりと拝見させていただきます。
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