火坂雅志の「常在戦場－家康家臣列伝」

常在戦場 家康家臣列伝

• 作者: 火坂 雅志
• 出版社/メーカー: 文藝春秋
• 発売日: 2013/03/28
• メディア: 単行本

岩井三四二の「あるじは家康」のように、秀吉や家康といった英傑の下で働いた武将や家臣を取り上げる作品が多くなってきたような気がします。短編集の形をとり、それぞれの立場から時代をみることができる。正直、信長や秀吉、家康といった有名人の話は“読み飽きた”ということがないでもない。そういう意味で、こうした試みは面白い。それに名前は知っていても、実際にどんなことをした人なのか分からない、という人は意外に多い。新しい発見もある。今後もこうした本は出てくる可能性大ではありますが、歴史の深掘りという点で面白いと思います。さあ今度はだれが書くのでしょうか？

 

 

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