宮部みゆきの「ばんば憑き」 [読書]
失敗したなぁ・・・京極夏彦の「西巷説百物語」から続けて読む本じゃなかった。「西巷説」も本作も妖怪や物の怪の話だけれどその実、人の業や性のお話。作風もネタも違うけど根本は同じなわけで、私自身ちょっと精神的につらい時期ということもあって、それこそ何かに憑かれそうな感じがしてしまいました。
そんな気分ながら、本作を読んで思わず おおっ と思ったのは、宮部さんの江戸モノ作品の登場人物やその関係者がぽっぽっ、と登場したこと。かつてのキャラクターが関係しているというのは、宮部さんの一連の作品の読者にとってはうれしい趣向。時系列でキャラクターが進化している状況もよかった。江戸を舞台に、こうしたキャラクター総登場の作品があったら面白いかも、と思うのですがいかが?
そんな気分ながら、本作を読んで思わず おおっ と思ったのは、宮部さんの江戸モノ作品の登場人物やその関係者がぽっぽっ、と登場したこと。かつてのキャラクターが関係しているというのは、宮部さんの一連の作品の読者にとってはうれしい趣向。時系列でキャラクターが進化している状況もよかった。江戸を舞台に、こうしたキャラクター総登場の作品があったら面白いかも、と思うのですがいかが?
2012-02-12 11:42
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