三浦しをんの「仏果を得ず」 [読書]
三浦しおんに青年(年齢的にも精神的にも青年に属するキャラクター)を書かせたら天下一品!と思ってました。文楽、人形浄瑠璃という伝統文化の世界で修行にいそしむ青年の笑いあり、恋あり・・・そして芸能の世界つきものの厳しさあり、といった作品。歌舞伎などと違って話を語る大夫、三味線、人形遣いは世襲ではないんだとか。研修所というところに入れば誰でもプロになれるんだそうです。そんな仕組みに感心しながら面白おかしく読めました。
最近、こうした伝統文化に関わることや職人の世界、憧れます。いい年こいて何にも残っていない自分が情けないと思うばかりです。
最近、こうした伝統文化に関わることや職人の世界、憧れます。いい年こいて何にも残っていない自分が情けないと思うばかりです。
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