SSブログ

納税の義務はわかるけど [日記・雑感]

週末に源泉税納付のお知らせが届きました。事業者にとっては、前年度下期の源泉税、決算後の事業税や法人税の納付に続いての納税。毎年のことながら納付税額分を確保するのに四苦八苦する時期です。だいたい7月にはほとんどお金が底をつく、という感じで、今年のように梅雨らしい梅雨のじめじめした時期に納付のためのやり繰りを考えるのはちとつらい感じでもあります。

東日本大震災の復興について、基幹税の一時的増税も検討されているようです。国の復興に対する施策は大所高所から検討すべき問題であり、増税といった国民全体に対する痛みを伴うことも必要であればやむ得ないことなのかもしれませんが、最近の政治状況はぞうした痛みを伴うことを求めるにはあまりにも説得力の欠ける状況といわざるをえません。納税は国民の義務ではありますが、震災後100日を経た今、明確なビジョンがみえるとかというと決してそうではない。むしろ被災地やその周辺では自らが負担して復旧に向けて活動しています。復旧に向けた動きが日常化してしているところでは、総理が菅さんだろうが谷垣さんであろうが関係ない。

震災後、多くの人はさまざまな機関や機会を経て義援金、支援金を自らの意志で納めています。一方で義務として納める税金については、明確にかつ確実に有効に使われること、実効性のあるものに費やされなければならない。政局の混乱ばからりみせられている限り、こうした当たり前のことが果たされるかどうか疑問を持たざるを得ない状況は不幸といわざるを得ないと思うわけで、納税のためのやり繰りも徒労に終わるような気がしてむなしさを感じるわけです。それより借金返済にまわしたほうがいいとも思ってしまう。・・・・とちょっと愚痴ってしまった梅雨時でした。


nice!(7)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 7

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。