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東日本大震災から今日で2ヶ月:気になるエネルギー論議 [日記・雑感]

3月11日の東日本大震災から今日でちょうど2ヶ月となりました。この2ヶ月の間、いろんなことがあり、また、私自身、いろんなことを考えさせられた2ヶ月間であったような気がしています。
震災現地では、復旧、復興へ向けた取り組みが進んでいるようですが、さまざまな思惑の中、利害が絡み合ってすんなりとはいかないようです。
正直、心配なのは被災地がこのまま見捨てられること。行政にせよ民間にせよ、投資する価値があるかないかで判断する風潮である昨今、このまま放置されてしまいそうな気がしています。過疎化、少子高齢化という状況の中で、日本という国の地域として重要度によって少なくとも国は判断するでしょう。キレイごとでは済まされない現実がこれからおとずれようとしているのではないでしょうか?働き口一つなかなかみつけられない環境にあって、被災地を離れる住民も多いと思います。地域の崩壊が今後進むことが懸念されます。
菅さんが浜岡原発の停止要請をした後、日本のエネルギー政策をゼロベースから見直す、との発言をしました。原発依存度を下げるとことを念頭においたものだと思いますが、みんなで議論、はいかがなものか。自分で日本の将来のエネルギー政策はこうあるべきだ!というビジョンを示すべきではないでしょうか。ここが魅力のないところなんだよなぁ。菅降ろしなんて身内からもやられているんだから、ここで一発ぶち上げてもよかった。
さらに気になるのは浜岡原発停止で夏の電力供給がおぼつかない、福島第一の影響で値上げは必至などの報道が先行していること。節電は大いに結構だが、日本のエネルギー確保について議論を盛り上げるような報道がほとんどみられない。みんな保守化しているから、自分の現状維持にやっきになっているという感じがします(自戒もこめて)。
家庭は全て太陽光、風力等、新しいエネルギーへの転換(地デジのように経過措置をおいて実行可能では?)、産業用は火力、原子力の併用→今後の科学技術の進展に応じ将来的には廃止)等の提示をしてもよい。そこから議論が生まれる。そんな気がしています。

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