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三浦しをんの「神去なあなあ日常」 [ニュース]

ひょんなことから林業に携わることになった青年のお話です。3K職場の典型であり、その割には給料が安いといわれる林業は斜陽の段階から瀕死の状態にまで陥った産業。以前、非正規雇用者の派遣切りで多くの労働者が職探しに走った時でさえ、応募状況は芳しくなかったというニュースを観た記憶があります。それほど敬遠される産業に突然、横浜の高校を卒業したばかりの青年が林業の世界に飛び込みます(本人の意志とは関係のないところで就業することになったのですが・・・)。

タイトルの通り、林業自体の厳しさとは裏腹に同僚や先輩、そしてその地域の人々のほのぼのとした日常の物語。読み終えて不思議と林業も良いなぁ~と思わせる小説でした。

神去なあなあ日常

神去なあなあ日常

  • 作者: 三浦 しをん
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2009/05
  • メディア: 単行本


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