大相撲：八百長疑惑で万事休す

今朝、出勤途中の電車に力士が大勢乗ってました。
な、なんだ！？八百長疑惑で心ある力士が決起した？　なんてことはないようで、今日はお相撲さんの健康診断なんだそうで（たしかテレビで言ってました）、そのための大挙しての移動だったようです。

八百長問題は随分前から言われてきましたが、今回はメールのやり取りが公開されるに至って、マスコミの格好の餌食、ネタになってしまいました。朝青龍事件、野球賭博と散々です。今朝の朝日の朝刊では、スポーツ担当の編集委員西村欣也さんが「もはやスポーツではない」との解説記事を掲載してましたが、客観的にみて大相撲の未来は極めて厳しい現実に直面しているといわざるを得ません。

今まで明らかになった不祥事は「国技としての大相撲」と考えるから大きな問題なのであって、ということをこのブログでも書いてきましたが（そもそも日本では国技は存在しない）、もはやそういう議論すらできない状況に追い詰められていると思います。

所詮、興行であってスポーツではない、八百長はあって当たり前、プロレスと一緒だよ、とい話になってもおかしくない状況。相撲をスポーツとして発展させていくには、現在の協会組織そのものをがらがらポンして全く新しくする必要がありそうです。

日本相撲協会公式ＨＰ　⇒http://www.sumo.or.jp/

「反社会的勢力との断絶を目指す・・・」というスローガンがなんかむなしい

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