岩崎夏海の「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら [マーケ/コンサル&job]
話題の本、といってもピークは過ぎましたかね。ビジネス本の範疇に入るのでしょうが、小説仕立てであり、解説本としては本当にわかりやすい。過去3回戦進出が最高という都立高校の野球部が舞台。マネージャーのみなみちゃんがドラッカーの「マネジメント」と出会い、野球部を改革していくというお話。
これだけわかりやすく書いてあれば読者のほとんどは「マネジメント」の内容を理解できるかと。ややこじつけのような展開もありますが、マネジメントにかかわる方々にとっては実践レベルで役立つのでは?むしろ多くの管理職の方々・・・上司に読んで欲しいと思った人はいろんな意味で多いのでは?
小説自体はかつての大映テレビ的展開。まさかあの子が?という小説的盛り上がりはありましたが、小説としての期待はほどほどにしましょう。また、オタク的カット、挿絵がありますので、電車で読むときは気をつけましょう(恥ずかしいと思う人は、ですが)。
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
- 作者: 岩崎 夏海
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2009/12/04
- メディア: 単行本
コメント 0