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ラー油がブーム?:地味なヒット商品 [マーケ/コンサル&job]

全く知らなかったのですが、2009年8月に出した桃屋の「辛そうで辛くない少し辛いラー油」が隠れたヒット商品だそうで。ラー油といえば餃子を食べるときにくらいしか登場しない(私的にはですが)地味な調味料という感じでしたが、この桃屋の新ラー油は、何にでもかけられる万能調味料であるとのこと。「なたね油、ごま油、ラー油に、フライドガーリックとフライドオニオンをたっぷりと加えたもの。料理にそのままかけて食べることができる」(日経トレンディ記事より引用)。
桃屋によると、『「辛さ志向が強まっている」「調理の簡略化が進む一方、味に妥協しない」消費傾向に着目。「辛さをプラスするだけでなく、素材の美味しさを引き立てる、応用力のあるラー油」を目指して研究を重ねたという。』(同)。早速購入して味見してみましたが、その名の通り「辛くない」といった感じ。ごはんにそのままかけてもよいということなので試してみましたが、ラー油のインパクトを多少なりとも期待するとやや物足りなさを感じてしまうかも。桃屋さんのいう「素材の美味しさを引き立てる、応用力のあるラー油」を体験するにはもっといろいろチャレンジする必要がありそうです。

いろいろなレシピも出ているようですが、ラー油最大手のヱスビーも同タイプのラー油を発売。その名も「ぶっかけ!おかずラー油チョイ辛」。「おかず」としてのラー油なんて・・・引用記事ばっかりで申し訳ありませんが、「不況のさなか、この一年で急成長した食品がある。それはラー油だ。ヱスビー食品の推計によると今年1月の月間販売額(国内各社の合計)は3億6千万円で昨年1月の3.5倍。年間市場は20億円にまで膨らんだ。だが、トップメーカーである同社のシェアは逆に、1年前の78.5%から50.6%に激減した。」(産経新聞)だそうで。ヱスビーのシェア低下は桃屋のせい?なんとも地味なヒット商品ですが、なかなか面白い。

momoya 012.JPG

最近、人気で品薄状態だそうです。

momoya 013.JPG

中身はこんな感じ。普通のラー油はこの量だと相当辛くてこのままでは食べられませんが、桃屋のはこのまま食べても辛くありません。これはホント


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