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「まいど1号」宇宙へ:中小企業庁は「省」へ格上げを [マーケ/コンサル&job]

大阪府東大阪市の町工場のおっさんたち(東大阪宇宙開発協同組合)が開発してきた小型衛星「まいど1号」の打ち上げが08年に決まったそうです(asahi.com07年5月16日)。是非、打ち上げが成功して、わが国の中小企業の持つ優れた技術力の証として名実ともに宇宙の★となって欲しいと願うばかりです。

中小企業庁によると、中小企業の数は約469万、全企業数の99.7%を占めています。雇用に占める割合は66.9%となっています。技術力もさることながら、日本の産業を支えているのが中小企業であることはこの統計でも明らかです。製造業においては特にそれが顕著であるといえます。したがって、日本経済の将来は中小企業政策如何にかかっているといっても過言ではありません。大企業の世界市場における競争力だけが注目されがちですが、その大企業を支えているのが中小企業、または零細企業です。なにしろ人工衛星を作るだけの技術があるのですから。

先般、防衛庁が防衛省に格上げされましたが、これと同様に中小企業庁も『中小企業省』として格上げすべきでしょう(乱暴?!)日本の競争力は、製造業に限らず優れた中小企業の存在無くしてはありえない。それほど重要な問題です。中小企業が活躍できる環境づくりのためにはこうした思い切ったことが必要です・・・・

・・・・と、いうことで、素人の衛星打ち上げといえば、五十嵐貴久原作の小説「2005年のロケットボーイズ」です。高校生が衛星を打ち上げるまでの“青春ドラマ”ですが、主人公たちが衛星を作っていく過程の中で町工場のおやじの技能が活かされるシーンが出てきます。正に先端技術を支えているのは町工場の技術なのです。どちらかというと展開が読めるストーリーですが、なかなかおもしろい作品です。笑えます。(テレビ化されたようですが残念ながら見ていません)。そういえば「ロケットボーイズ」といえば本家本元もあります(ロケットボーイズ〈上〉 ロケットボーイズ〈下〉 )。

2005年のロケットボーイズ

2005年のロケットボーイズ

  • 作者: 五十嵐 貴久
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2005/07
  • メディア: 単行本

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