さいとうたかおの「太平記」〈上〉〈中〉〈下〉 [読書]
ほぼ1か月ぶりの更新です。書店も図書館もコロナ禍で満足に利用できず、家にあった古い本を読みなおしたりなんかしてましたが、どーもいけません。集中して読めない。
どうしてだろう?とつらつら思うに、日々の読書タイムであるはずの通勤という行為がなくなったことが大きいと気が付きました。
テレワークになって電車に乗る機会も減り、通勤という「儀式」がなくなったせいでメリハリがつかず、家ではだらだらしてしまう始末。
こうした時間、生活に慣れなければならないし、巷間いわれるように、コロナ禍が新しい社会、世の中をつくるきっかけになるとしたら、テレワークそのものがずーっと続くかもしれない。
これはなんとかしなければならないと思って読んだのが「太平記」です。ご存知の方も多いと思いますが、各時代の古典を名だたる漫画家が書き起こしたシリーズの中でも読んでみたいと思った作品です。
ゴルゴばりの登場人物がたくさん出てきて、少々疲れます?が、戦いに明け暮れたほぼ60年間を端的、かつ分かりやすく描いている。文庫版なので注釈の文字、ポイントが小さいのが難でしたが、読書生活?復活のためのリハビリとしては手ごろでした。
アマゾンで購入したのですが、一時的に在庫切れ、というメッセージがしばらく出て、手に入れるのに少し時間がかかりました。人気があるのでしょうか?
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