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堂場瞬一の「凍結捜査」 [読書]

凍結捜査 (集英社文庫)

凍結捜査 (集英社文庫)

  • 作者: 堂場 瞬一
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2019/07/19
  • メディア: 文庫
少し前に読み終わっていたのですが、ここにアップするのに随分と空いてしまいました。
前回アップした「抵抗都市」に引き続きロシアがらみの作品です。とはいいつつ本作は、「検証捜査」シリーズの作品。「 検証捜査 (集英社文庫)」で横浜に集まった全国の刑事がそれぞれの県警等に戻り、そこで新たに事件に遭遇する一連の捜査シリーズの北海道警察版、保井凛刑事の事件です。
シリーズ主人公である神谷とシリーズ唯一の女性刑事である保井との関係性はともかく、ロシアの影がちらつくことでスケールの大きなお話となりました。
中盤から後半にかけてかなりアクションも交え、大きく物語が展開するのですが、事件のキーポイントは最初の部分にあったということを後で知らされます。なるほどね、と納得の展開。
気になるのがこのシリーズの行方。一応、横浜に集まった人たちの”ふるさと”は全部回ったことになるわけですが、ここで終わらせるのはもったいない気もします。
警視庁に戻った神谷から再スタートという感じにならないのでしょうか?堂場先生!

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