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堂場瞬一の「闇の叫び」 [読書]

闇の叫び アナザーフェイス9 (文春文庫)

闇の叫び アナザーフェイス9 (文春文庫)

  • 作者: 堂場 瞬一
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2018/03/09
  • メディア: 文庫
このシリーズ、堂場先生のシリーズ作品の中で最もお気に入り。主人公大友がなんとも良い。シリーズも9作目の本書は息子優斗の高校進学とともに終わり?・・・事件解決の余韻にひたって読んでいた私にとっては衝撃のラスト(ネタばれ?)。
今回の作品は親子関係が主題。暗い面にフォーカスがあたって正直かなりつらい展開ながら現実にありそうな展開。犯人の人生、心情を思いつつ、刑事である前に一人の親として犯人に向き合った大友は迫力がありました。
息子が親元を離れることで、本作の基本設定が崩れるわけで、やはりシリーズ完結なのか?読後はそれが非常に気になりつつも何とか次回作、もしくは他のシリーズへのゲスト出演も期待したいと思っているのですが無理でしょうか?


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