SSブログ

木下昌輝の「天下一の軽口男」


天下一の軽口男

天下一の軽口男

  • 作者: 木下 昌輝
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2016/04/07
  • メディア: 単行本

どんな話かわからず手に取った本。ペラペラめくった限りでは御伽衆の話?と思いつつ読み進めたら、なんと今につながる落語の起源のことが書いてあるではありませんか!安楽庵策伝、鹿野武左衛門、露の五郎兵衛、そして主人公の米沢彦八・・・いずれも実在の人物の経歴と芸の成り立ちが紹介されています(小説ですけど)。

以前、桂文珍師匠が枕で落語の起源を話したことがありますが、そこで出た小咄が本書にも収録されておりました。仕方噺という現代落語の原型についても書かれている(江戸時代に完成したのでしょうか?)。

落語好きの私としては勉強になった次第です、んっん!。


タグ:落語
nice!(22)  コメント(0) 
共通テーマ:

nice! 22

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。