中山七里の「秋山善吉工務店」 [読書]
カバー表紙のイラストの通り、頑固そうな爺いが主人公の「善吉」さんです。
いろいろあって父方である善吉爺さんの家に居候することになった嫁と息子二人。「いろいろあって」の詳細はネタバレになるので控えますが、まあ火事で焼け出されたということなのですが、その火事で亡くなったお父さんの実家が善吉さんの家ということになります。
善吉さんのキャラクターは職人肌の頑固爺。そんな善吉さんに馴染めない嫁と息子たちのエピソードが綴られています。
まあ物語の流れは想像がつくとして、実に軽妙でノリの良い小説。最後の最後で物語冒頭の疑問?が明らかになる・・・スッキリとした読後感です。
2018-11-12 13:20
nice!(19)
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