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アンソニー・ホロヴィッツの「007 逆襲のトリガー」 [読書]

007 逆襲のトリガー

007 逆襲のトリガー

  • 作者: アンソニー・ホロヴィッツ
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2017/03/24
  • メディア: 単行本
007、ジェームズ・ボンドの新作です・・・といってもイアン・フレミングの原作によるものではなく、イアン・フレミング財団公認によるアンソニー・ホロヴィッツの作になるものです。
アンソニー・ホロヴィッツはイギリスの作家・脚本家。ポワロや刑事フォイルの企画・脚本、コナン・ドイル財団公認で、シャーロック・ホームズの新作、「絹の家」、「モリアーティ」の著作でも知られている。
本作は007シリーズの「ゴールドフィンガー」事件の直後の時代。イアン・フレミング時代のリアル?なジェームズ・ボンド、ショーン・コネリー演じるボンドが登場する。やっぱジェームズ・ボンドは米ソの冷戦時代がよく似合う。しばらく前に、ジェフリー・ディーヴァーが書いた「007 白紙委任状」は9.11以降の現代を舞台にしたもの。こっちはダニエル・クレイグか?
いずれにせよ小説の中のボンドは映画とは異なりかなり地味。作品の最後の部分で派手なシーンも登場するが、結構お約束の感は否めず。まあ、仮に秘密諜報部員や工作員は実在するとすればこんなもんでしょう、というです。
話としては3.5/5点くらい?まあまあ面白かった。それにしてもボンド、ぶっちゃけ今の世界情勢の中でかなり生きにくいのでは?その辺、今後の新作に期待しつつ興味がわきます。

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