花村萬月ほか「決戦!桶狭間」 [読書]
- 作者: 冲方 丁
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/11/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
年度末の忙しさにかまけてブログを更新する機会を大いに逸してしまいました。もう3月も中旬ですね。前回の2月末の更新から半月近くも経ってしまいました。この間4冊は読んだはずなのですが(いかん!何を読んだかもうるおぼえ…)、おいおい更新していきたいと思います。
さて、今回の決戦の場は桶狭間。冲方丁、宮本昌孝、富樫倫太郎、矢野隆、木下昌輝、花村萬月の各氏が桶狭間を舞台に決戦に関わった登場人物を設定、それぞれの視点から桶狭間を描いています。
決戦シリーズの面白さはこうした多面的視点からのアプローチ。もっとも、本作で唯一共通しているのが今川義元がいろんな意味で名君であったということでしょうか?ちょっとしたタイミングのズレがなければ、間違いなく上洛を果たしていたのではないでしょうか?
そういう意味で、織田信長という人はラッキーであったと同時に、何か持っている人だったに違いありません。
さて、次はどの時代のどんな決戦が舞台になるのか?楽しみです。
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