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五十嵐貴久の「贖い」 [読書]

贖い

贖い

  • 作者: 五十嵐 貴久
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2015/06/17
  • メディア: 単行本
五十嵐先生の警察モノは面白い。本作は星野警部シリーズ?の第2弾という形になるのでしょうか?正直、星野警部の性格は好きになれんませんが(笑い)、事件の核心に向けて焦点を絞っていく様はなかなか読ませるものがありました。埼玉、愛知でそれぞれの事件を追う刑事たちの描写も良かった。独立した小説として上梓されてもよかったのでは?と思わせるほど、刑事たちのキャラが立っていてどんどん引き込まれていきました。
もっとも、「彼」がなぜ彼が犯人だと思ったのか?という点については、私の読みが浅いせいか少し納得のいかないところ。まあ、その辺が些末と思えるだけの(一番肝心なところ!という突っ込みもあるでしょうが)作品だったと思います。
本作をきっかけに、星野警部が最初に登場する「誘拐 (双葉文庫)」を読み返しているところ。「誘拐」の読後評についてはいずれアップします。
五十嵐先生!今後もこうした作品、期待してます! 

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