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宮部みゆきの「ぼんくら」~NHK木曜時代劇 [テレビ]


ぼんくら

ぼんくら

  • 作者: 宮部 みゆき
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2000/04/20
  • メディア: 単行本
 
 
 
 
 
前回の更新から随分、時間が経ってしまいました。今、大作に取組んでおり・・・ようやく下巻に入ったところ。来週ぐらいにはその感想がアップできるのではないかと思っております。
 
最近、宮部さんの作品のテレビ化が相次いでいますね。最近では、TBSテレビで放送された「ペテロの葬列」。視聴率としては今一つでしたが、作品のデキとしては秀逸の仕上がりではないかとの印象を持ちました。
さて、本作ですが、むーん、実によくできています(偉そうに・・・)。テレビ時代劇が民放で放送されなくなって、今やその牙城はNHKのみ。そのNHKも一時期は総合テレビでの時代モノは大河ドラマのみ、その他の時代モノはBSドラマ、という方針dしたが、どうやら「みなさんのNHK的」には評判がよろしくなったようで、総合テレビで木曜時代劇が復活しました。
本作の製作は水戸黄門シリーズや大岡越前シリーズを手掛けてきたC.A.Lですが、観てびっくり・・・これは松竹、そう、あの鬼平や仕事人の作風であります。
テレビ時代劇をご覧になってきた方にはお分かりの方もいらっしゃるでしょうが、製作会社によってクセ、作風の違いが画面でも確認できます。東映、日活、東宝、そして松竹。私が一番好きなのは松竹の画(え)。主人公を始めとする登場人物の描写に加え、背景、江戸の町をあるく人々の雰囲気が、まるで浮世絵のように撮影するテクニックがあるような気がします。
鬼平犯科帳のエンディングはその代表的作品でしょう。江戸の四季を見事に表しています。本作のエンディングの長屋の人々の四季を描いています。まあ、感動モノです・・・
原作をお読みになった方も多いと思いますが、是非、テレビ版もご賞味いただきたく・・・ご案内申し上げます。 
 


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