伊坂幸太郎の「ラッシュライフ」 [読書]
隣の芝生は青い・・・人に比べて私の人生は・・・と思うことありませんか?あの時、こうしていれば、という後悔の念を持ったことはありませんか?神を信じたことはありますか?
自分の人生、人の人生・・・今生きていること、日々の行動や意識・・・そんなしょうもないこと考えている自分はバカバカしくなる瞬間がある一方で、どうしようもない現実に直面しながら疲弊する毎日もある。
本書に登場する数々の登場人物はそれぞれの人生と現実を背負って生きていますが、結局のところいろんな意味でつながっている?(ネタバレになるのですが)っては、ある意味理不尽なような気もするし、当然のことのような気もする。
絶妙なプロットは絶品としかいいようがありません。面白かったなぁ。 で、どの登場人物に自分が近いかというと、犬を連れた豊田かな・・・あんなラストは僕にはできないけど。
コメント 0