海堂尊の「輝天炎上」 [読書]
海堂さんという作家は、見ようによっては(読みようによっては)、一つのモチーフを切り売りしている作家といえるのではないでしょうか?彼の作品は全てにおいてつながっている・・・とまあ否定的な見方がなくもないと思うのですが(私だけかもしれませんが)、逆の見方をすればよくまあ破たんせずにストーリーを紡ぐとこができるなあと感心するわけです。
作者に相当の構成力、設計力がなければこうした離れ業はできないのではないでしょうか?
もっとも本作では続編の匂いがしており(小百合もすみれも・・・ネタバレになるのでやめときますが)、この続編がどのような形で描かれるのか気になるところです。
それにしてもこのバチスタシリーズはいつまで続くのでしょうか?続編が続き限り付き合いたいと思っていますが・・・
この作家の作品は一通り読んでいるので、続きをつい読んでしまいます。
まだまだ続きそうに感じます。
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by 藍色 (2016-03-01 12:02)