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伊坂幸太郎の「マリアビートル」 [読書]

マリアビートル (角川文庫)

マリアビートル (角川文庫)

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • 発売日: 2013/09/25
  • メディア: Kindle版
久々に週1回のペースでブログを更新することができました。今月はやや仕事が忙しく、ブログ更新ネタの本をどれだけ読めるかやや不安ではありましたが、何とかノルマ?達成です。文庫版が発刊されたこともあって、テレビCMをご覧になった方もいらっしゃるのでは。新幹線の車内放送で「お客さまの中に犯人はいらっしゃいますでしょうか?」というナレーションが入る、あれです。東京から盛岡まで走る「はやて・こまち」2時間半の車内でおきた物語。よって、時間軸を追いながら読むと2時間半で読めるのでは?なんて思いますが、登場人物の背景説明の件などあって、実際にはそうはいかないのでありまして・・・とはいえ、新幹線に乗ったつもりで読むと、車窓からの飛ぶような景色に煽られて(私自身が煽られているような気分ということですが)、読むスピードの心なしか早いような感じがしました。
ストーリーはというと、ドタバタというか誰が味方か敵か、この怪しげな(不愉快な)中学生は何なんだ?こんな稼業が世に存在するのかしらん、といった展開ではありますが、ジェットコースター小説というか、エンタテインメントの王道のような小説で十分に楽しめました。2時間半で集約できれば十分に映像化も可能でしょう。伊坂さんの作品はある意味、日本のエンタテインメントコンテンツとしてはかなり行っていると思います。 
 
 

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