誉田哲也の「春を嫌いになった理由」 [読書]
誉田哲也さんの初期の作品です。しかし、彼は女性を主人公にした作品が多い?ですね。ほぼ共通しているのは等身大であること。小説の主人公として読んでいるぶんにはいいのですが、現実に、近くにいたら嫌なタイプだろうな、という感じ。まあ、誉田さんの作品の面白さはそんなところにあるのかも知れません。
本書は、以上のような誉田作品ではある種定番の女主人公のストーリーに馳星周の「不夜城」のようなストーリーが絡まったお話。同時進行ながらそれぞれの話のギャップが面白いというか同じ現実世界にいながら、人によって見えている世界は全く違うという話。結構面白かったな。
Ganchanさま、コメントありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
by momokumi (2011-08-05 10:41)
>momokumiさん
こちらこそよろしくお願いいたします。
by Ganchan (2011-08-05 12:40)